スナップチャット(Snapchat)は、送った写真や動画が一定時間で消えることが特徴のSNSです。若い世代を中心に使われていますが、使い方がわかりにくい、位置情報がバレないか心配という声も聞かれます。この記事では、基本の使い方から位置情報の仕組み、危険性と安全に使うための設定までを順に解説します。

スナップチャットの使い方

スナップチャットは、米国のSnap社が2011年に公開した無料のアプリです。月間の利用者は世界で9億人を超えたとされています。

アプリ内で送る写真や動画は「スナップ」と呼ばれます。まずは登録から送信までの流れを押さえておくとよいでしょう。

アカウント登録と友だち追加

App StoreやGoogle Playからアプリを入れたら、名前と生年月日、ユーザー名を設定してアカウントを作ります。登録にはメールアドレスか電話番号が必要です。

友だちの追加は、次のような方法で行えます。

  • ユーザー名で検索して追加する。
  • 相手のプロフィールにある専用コードを読み取る。
  • スマホの連絡先から知り合いを探す。

スナップの撮り方と送り方

アプリを開くと、最初にカメラ画面が表示されます。基本の操作は次の表のとおりです。

手順操作
1シャッターボタンをタップで写真、長押しで動画を撮る
2必要に応じて文字やスタンプ、レンズ(顔や背景を加工するエフェクト)を加える
3送信ボタンを押し、送る相手やストーリーを選ぶ

撮影前にレンズを選ぶと、顔の形を変えるなどの加工を楽しめます。

ストーリーとチャットが消えるタイミング

スナップチャットでは、内容の種類によって消えるまでの時間が異なります。公式ヘルプの説明をもとに整理すると、次のようになります。

種類初期設定で消えるタイミング
スナップ相手が見たあと
チャット(文字)全員が見てから24時間後、または送信から31日後の早いほう
ストーリー投稿から24時間後

スナップチャットで投稿が消えるまで

  • スナップ相手が見たら消える
  • チャット(文字)全員が見てから24時間後、または送信から31日後の早いほう
  • ストーリー投稿から24時間後に消える

いずれも初期設定の場合です。保存やスクショをされた内容は残ります。

ストーリーとは、友だちにまとめて公開できる投稿のことです。なお、チャットは長押しで保存でき、保存した内容は消えずに残ります。

スナップチャットの位置情報(スナップマップ)の仕組み

スナップチャットには、友だちの居場所を地図上で確認できる「スナップマップ」という機能があります。自分の位置がどこまで見えるのかは、設定しだいで変わります。

位置情報の共有は初期設定でオフ

公式ヘルプによると、スナップマップでの位置情報の共有は、最初はオフになっています。自分で共有をオンにしない限り、友だちの地図に現在地が表示されることはありません。

共有する場合も、すべての友だちにするか、特定の相手だけにするかを選べます。

「使用中のみ」と「常に」の違い

位置情報の共有には、スマホ側の許可設定によって2つの形があります。違いは次の表のとおりです。

設定位置が更新されるタイミング
使用中のみアプリを開いている間だけ更新される
常にアプリを閉じても最新の位置が伝わる

「常に」を選ぶと、アプリを閉じても選んだ相手に現在地が伝わり続けます。家族など、信頼できる相手に限って使うとよいでしょう。

一方、「使用中のみ」の場合は、地図上の位置が約24時間で表示されなくなるとされています。

ゴーストモードで居場所を隠す方法

居場所を知られたくないときは、「ゴーストモード」を使う方法があります。マップ画面の右上にある歯車アイコンを開き、ゴーストモードをオンにすると、ほかのユーザーの地図から自分の位置が見えなくなります。

ただし、公式ヘルプでは、ゴーストモード中も位置情報そのものはSnap社には共有されると説明されています。

位置情報の設定ごとの見え方

設定を選ぶと、友だちからどう見えるかが切り替わります。

友だちの地図に表示される
アプリを閉じても更新される
Snap社に位置が共有される

位置情報を共有するアプリの仕組みは、ほかのサービスにも見られます。似た機能の考え方については、Whooのゴーストモードの危険性や使い方を解説した記事も参考になるはずです。

スナップチャットの危険性

消える投稿が特徴のスナップチャットですが、使い方によってはトラブルにつながるおそれもあります。主なリスクを整理しました。

スクショや保存で内容が残る

スナップは相手が見ると消えますが、スクショ(画面を画像として保存する操作)で残すことは可能です。スクショされると送った側に通知が届く仕組みがあるものの、別のカメラで画面を撮られた場合は防げません。

チャットを相手が長押しで保存したときも、画面上の表示で保存されたことがわかる仕組みとされています。

「消えるから大丈夫」と考えず、残って困る写真は送らないことをおすすめします。

知らない人との接触

ユーザー名や専用コードがわかれば、面識のない人からも友だち申請が届くことがあります。海外では、送らせた写真をもとに金銭を要求する詐欺の被害も報告されています。

知らない相手からの申請には応じず、不審な連絡は通報機能を使うと安心です。

年齢制限と未成年の利用

利用規約では、スナップチャットは13歳以上が対象です。ただし、登録時は生年月日を入力するだけで、年齢の確認は行われないとされています。

13〜17歳のユーザーには、友だち候補の表示を絞るなどの保護機能が設けられているとされます。

スナップチャットを安全に使うための設定

安心して使うために、次の設定を見直しておくとよいでしょう。

  • スナップマップはゴーストモードにしておく。
  • スマホの位置情報の許可は「使用中のみ」にする。
  • ストーリーの公開範囲を友だちだけに絞る。
  • 知らない人からの連絡を受け取らない設定にする。

子どもが使う場合は、保護者向けの「ファミリーセンター」を利用する方法もあります。やり取りの相手は確認できますが、メッセージの内容までは見られない仕組みです。

身近な人との日常の共有を楽しむアプリとしては、BeRealの位置情報の消し方をまとめた記事もあわせてご覧ください。

まとめ

スナップチャットは、写真や動画が一定時間で消える仕組みが特徴のSNSです。位置情報の共有は初期設定でオフになっており、ゴーストモードで居場所を隠すこともできます。一方で、スクショや知らない人との接触といった危険性もあるため、公開範囲や位置情報の設定を確認してから使うことをおすすめします。

参照ソース

記事内の情報は、以下の情報源で確認した内容にもとづいています(2026年9月確認)。

  1. Snap Map Privacy & Safety ReminderSnapchat Support(公式)
  2. How do I turn on Ghost Mode?Snapchat Support(公式)
  3. When does Snapchat delete Snaps and Chats?Snapchat Support(公式)
  4. Privacy By ProductSnap Inc.(公式)
  5. Understand Online Safety On SnapchatNetsafe
  6. What is Snapchat? Safety guide for parentsInternet Matters
  7. Parents’ Ultimate Guide to SnapchatCommon Sense Media
  8. Snapchat(スナチャ)超入門、登録から使い方までまるわかりガイドアプリオ
  9. Snapchat(スナチャ)とは?月間9億人が熱狂する理由と安全な使い方インスタラボ
ABOUT ME
satohmsys
ツーブロッカ運営者のSatohです。 以前はWEBデザイナーとして働いていました。今はWEB制作の現場からは離れて、別の仕事をしながらブログを書いています。 専門家っぽく難しく語るというより、普通に気になった人が読んでわかるくらいの温度感を大事にしています。