Xiaomiスマホを使ってみて
日本のスマホ業界に流星の如く現れたXiaomi。海外ではすでに人気を博しており、価格の安さ、コストパフォーマンスの良さがその最大の魅力です。そして低価格さだけではなく、そのスペックにも目を見張るものがあります。初めての方でも簡単に写真が撮れるAIカメラや急速充電など、最新技術が詰め込まれた使いやすいスマホを作り出すスマホブランドです。
Xiaomiとは
Xiaomi (シャオミ:小米科技) は、2010年に中国の北京に本社が設立された、現在では総合家電メーカーです。設立当初はスマホメーカーとして創立されました。主力製品であるMiシリーズは、iPhoneと同等のスペックを持ちながら、端末価格はアップルよりも格段に安い、格安スマホをアピールし、現在では世界的に見てもサムスン、アップルに次ぐ世界シェア3位の大手スマホメーカーに成長しました。現在では、Xiaomiスマホ出荷台数は世界中で増えており、世界を牽引する大企業のひとつです。
Xiaomiスマホの種類
現在日本で展開されているXiaomiスマホには2つのシリーズがあります。それはスペックを重視したMiシリーズとコストパフォーマンスを重視したRedmiシリーズです。今回はこのMiシリーズから最新のMi 11Lite 5Gの紹介と使用感を紹介します。
Mi 11 Lite 5G
2021年7月、「Mi 11 Lite 5G」がSIMフリーとして発売されました。定価は4万3800円。おサイフケータイにも対応しています。ミドルレンジクラスの機種でコストパフォーマンスの高さに注目です。
Miシリーズ
CPU、メモリー、ストレージ、カメラなど最高峰のパーツで構成されていて、流行に合わせたデザインを採用するフラッグシップモデルです。コスパがかなり高いので、取りあえず迷ったらこれを買っておけば間違いないという安心感のあるシリーズです。
ディスプレイ
Mi 11 Lite 5Gは6.55インチを搭載。最近のミドルレンジクラスでは6.5インチ超の大型ディスプレイがトレンドです。解像度は2400×1080で、湾曲のないフラットディスプレイとなっています。
本体サイズ
ディスプレイサイズに比例する形で、本体サイズも約160.5 x 75.7mmとやや大きめですが、厚みは6.8mmと非常に薄く、Xiaomiは「5Gスマホで世界最薄」を謳っています。重さも159gと軽量です。この薄くて軽い特徴を生かすためか、非常にシンプルですっきりとしたデザインとなっています。背面カメラ部は出っ張りのある形状ですが、ほとんど気になりません。
カメラ
背面カメラは、6400万画素のメインカメラに800万画素の超広角、500万画素のテレマクロ(光学2倍)の3眼構成です。ミドルレンジクラスでは、深度センサーやマクロカメラを加えて4眼~5眼構成するものも多いですが、比較的シンプルにまとまっています。
ほかにも、カメラとしては動画の機能が充実しており、インカメラと背面カメラの同時撮影はもちろんのこと、いい感じのエフェクトを自動で作成してくれるVlog機能やムービーエフェクトも搭載されています。
おサイフケータイと他の機能
FeliCa搭載でおサイフケータイが利用できます。防水性能を備えていません。(IP53の防滴仕様)
指紋センサーは電源ボタンと兼用で側面にあります。
イヤホンジャックは搭載されていません。
まとめ
とりあえず価格が安く、性能もそれなりのスマートフォンを探しているのであれば、ぜひ検討したいスマホです。写真にハマってMi 11 Lite 5Gの写りでは満足できない、あるいはゲームにがっつりはまってスペック不足を感じるようになれば、それからハイエンドモデルを検討してもようでしょう。