Webサイトやデータベース、サーバー構築するときに調べると良く目にするAWS。IT系のお仕事をしている人は目にすることが多いのではないかと思います。
「AWSって何?」「AWSではどのようなことが出来るの?」「AWSを利用するメリットは?」といった疑問を持った方に向けて、この記事では
- AWS とは
- AWSのサービス内容
- AWSのメリット
について解説していきます。この記事を読むことでAWSのことが分かります。是非、最後まで読んでみて下さい。
AWS とは
AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)とは、アマゾンが提供するクラウドプラットフォームです。クラウドサービスなので、インターネット経由でサーバーやデータベースなどの環境構築が可能になっています。AWSが出来る前まで、Webサービスを始めようとする人にとって、サーバー機器の準備やサーバーの管理などはハードルが高く感じられました。AWSではサーバー機器などを準備する必要が無いため、今まで高いと思われていたハードルをグッと下げることが出来ました。
AWSのサービス内容
AWSには豊富なサービスがあります。サービス内容を分類すると、以下の通りです。
- 分析 (15サービス):データ分析の支援、SQLで分析する「Amazon Athena」が有名
- アプリケーション統合 (7サービス):クラウド上でのアプリケーションの構築・統合
- ブロックチェーン (2サービス):ブロックチェーンネットワークの構築
- ビジネスアプリケーション(12サービス):Alexaの活用、テレビ電話、チャットなどのコミュニケーション機能の構築
- クラウド財務管理 (6サービス):AWSの利用コストに関する財務管理
- コンピューティング (19サービス):クラウド上でのデータ・プログラム処理、クラウド上に仮想サーバーを作成する「Amazon EC2」が有名
- コンテナ (7サービス):コンテナによるサーバー仮想化を支援
- データベース (11サービス):データベースの構築・運用、リレーショナルデータベース構築が可能な「Amazon RDS」が有名
- デベロッパーツール (18サービス):プログラム開発を支援
- エンドユーザーコンピューティング (3サービス):社内システムの構築・運用を支援
- ウェブとモバイルのフロントエンド (7サービス):Webアプリやモバイルアプリのフロントエンド開発・運用を支援
- IoT (16サービス):IoTを活用するサービス
- 機械学習 (33サービス):機械学習を活用するサービス
- マネジメントとガバナンス (26サービス):AWS利用に関する管理を支援、リソースとアプリをモニタリングする「Amazon CloudWatch」が有名
- メディアサービス (11サービス):動画などのコンテンツ作成・配信を支援
- 移行と転送 (9サービス):社内システムのクラウド移行/データ転送
- ネットワーキングとコンテンツ配信(15サービス):ネットワークシステム構築を支援
- 量子テクノロジー (1サービス):量子テクノロジーの研究を支援
- ロボット工学 (1サービス):ロボット開発を支援
- 人工衛星 (1サービス):人工衛星との通信やデータ処理を支援
- セキュリティ・アイデンティティ・コンプライアンス (22サービス):セキュリティ対策や内部統制を支援
- ストレージ (9サービス):データの保存・管理を支援
AWSのメリット
AWSのメリットを紹介します。
コスト削減
サーバーを持つときにサーバー機器を購入する必要が無く、サーバー機器の購入費や、サーバー機器の維持費を減らすことが可能です。
サービスの多さ
AWSには200を超えるサービスがあるため、様々なニーズに応えることが可能です。サービス同士の連携もできます。
セキュリティの高さ
AWSでは、第三者機関の認証を多く取得しています。Amazon側で日々最新化してくれるので、強固なセキュリティ対策となっています。
日本語サポート
サポートは365日24時間対応可能です。日本人スタッフもいるため、日本語でサポートを受けられます。電話・メール・チャットによる問い合わせが可能なので、自分のやりやすい方法でサポートを受けられます。
さいごに
クラウドでお手軽にサーバーやデータベースなどの環境構築ができるAWS。サーバー機器を購入して、管理や監視するコストを削減することが可能です。サーバー構築以外にも様々なサービスが用意されているので、WebアプリやWebサイトの開発者は、この機会にAWSを導入してみては如何でしょうか。