コロナウイルスの影響で、ここ数年の海外に行く機会が減っていましたが、日本の入国規制も緩和されつつあります。この機会に旅行や仕事など、海外に行く人も増えてきたのではないでしょうか。
海外に行った際にやはり困るのは、ズバリ「言葉」ですよね。スマホのアプリや翻訳機など、少し前から翻訳の技術は進歩し続けていますが、今や人工知能を用いた「AI翻訳」が登場し、大きな注目を浴びています。
今回は、気になるAI翻訳の実力からAI翻訳のおすすめサイトや翻訳機をご紹介します。
AI翻訳とは?
AIとは、人工知能として注目を浴びているコンピュータ技術で、近年では多種多様な場面で使用され、日常生活の中でも知らずの内に役に立っているものもたくさんあります。
AI翻訳は、深層学習を取り入れることにより、より自然な翻訳を可能としていて、マイクに向かって話かかけるだけで翻訳をしてくれる、音声翻訳ではまるで会話しているかのような翻訳を実現しています。AIが普及する以前の翻訳と言えば、「単語を組み合わせて文章を作る」といった機械的なものでしたが、AIが登場してからの翻訳機能は常に進化し続けています。
AI翻訳の実力と注意点は?
AI翻訳の最新翻訳技術は、TOEIC960点をも超えるほどの実力となっていて、翻訳する言語の種類も増えてきています。しかし、AI翻訳だからと言って完璧な翻訳ができるとは限りません。大事な場面での誤訳や複雑なシチュエーションでの翻訳には、気をつける必要もあります。
2つの翻訳サイト おすすめ
①DeepL翻訳
Google翻訳を超えたとも言われている「DeepL翻訳」は、深層学習を利用しているため、精度はどの翻訳よりも高くなっているのではないでしょうか。実際に使用しているユーザーからも「翻訳品質が高い」と高い評価をされていて、プロの翻訳者も認めるほどの精度の高さとなっています。口語はもちろん、方言まで翻訳することができるのも評価されている理由の一つでもあります。
また、PDFやWordといったファイルを丸ごと翻訳してくれるといった機能があるのも大きな強みの一つと言えると思います。アップロードするだけで、ファイル内の言語をすべて翻訳してくれるのは、ユーザーにとって便利な機能ですよね!
DeepL翻訳には、無料版と有料版のDeepL Proがあり、無料版は有料版と比べて制限がありますが、翻訳機能としてはファイルの翻訳まで可能で、無料版でも十分機能を使うことができます。
②Google翻訳
2006年からサービスが開始された「Google翻訳」は、現在では誰もが手軽に翻訳をすることができる認知度の高いツールになっています。アプリでの翻訳では、テキストはもちろん、音声翻訳、カメラや手書き文字まで翻訳することも可能です。
また、100以上の言語数を翻訳できることもGoogle翻訳の強みともいえるのではないでしょうか。
おすすめのAI翻訳機:ポケトーク
70の言語を翻訳可能とする「ポケトーク」は、回線契約が不要でオフラインで使用することができる、AI搭載の翻訳機です。クラウド上の最新の情報を常に更新しているため、翻訳の精度が落ちることはなく、使用することができます。
素早い翻訳で音声とテキストで表示されるため、スムーズに会話をすることもできます。本体にはカメラが備わっていて、カメラでの翻訳も可能としています。また、語学講師も認めるほど高い精度となっているため、音声発声の練習や勉強にも役立てることができます。
まとめ
AI技術によって、翻訳の精度がネイティブの語学講師が認めるほど高まり、翻訳できる言語数も増えてきた今、言葉の壁はもはや無くなっているといっても過言ではないのではないでしょうか。
しかし、長文が苦手であったり、誤訳やフィードバックが必要な翻訳の場面もまだまだあるようなので、今後の更なる進歩に期待ですね。