様々なAIが発表されていますが、どのAIが無料でどこまで使えるのか全てを確認するのは面倒ですよね。特にAIの各サイトは英語で説明が書かれているサービスも多く、日本語翻訳しても微妙に分かりにくい説明に頭を悩ませる人も多いかと思います。
そこでこの記事では、AIのGammaが無料でどこまで使えるのかを紹介しています。有料プランの概要も説明しているので、仕事で本格的に使えるAIを探している人にも閲覧をおすすめします。
AIサービスGammaの使い方を分かりやすく解説
Gammaの使い方を知る前に、まずはGamma公式サイトの右上の無料で始めるをクリックしてください。クリックするとGoogleで始めるかメールアドレスで利用登録するかを選択できるので、好きな登録方法を選択してください。
登録するとアカウント情報のパーソナライズが行われるので、どのようなGammaの使い方を希望しているのか画面の指示に従って答えてください。
解答が終わると以下の3つの機能から選ぶ画面が表示されるので、目的に応じて各メニューをクリックしてください。
- テキストを貼り付ける
- 生成する
- ファイルまたはURLをインポートする
テキスト貼り付けるはどんな使い方ができるの?
テキストを貼り付けるを選択すると、画面上部にプレゼンテーションとウェブページとドキュメントとソーシャルというメニューが表示された画面になります。これらを選択すると該当のコンテンツを生成できます。まずはその下のテキスト入力欄に文章を入力し、さらに下にあるこのコンテンツをどのように活用したいですかの中から必要な活用方法を選択しましょう。
全て入力できたら一番下のプロンプトエディターに進むをクリックしてください。
プロンプトエディターの使い方
Gammaのプロンプトエディターの使い方は、まず自由形式かカード形式かを選びます。自由形式は文章のレイアウトを自由に決められる利点があり、カード形式は見出し毎に文章を分けて見やすくする利点があります。次に左のメニューから生成か要約を選択し、希望する文章のボリュームに合わせて最小限と簡潔と詳しくと充実の中から選びます。最小限はテキストのボリュームが少ないですが、画像などを交えて説明することができ、簡潔はテキスト量と画像のボリュームがバランス良く整えられます。
そして詳しくと充実は複数の段落を使ってコンテンツを生成してくれます。次に左のメニューを下にスライドさせ、ビジュアルとフォーマットの各項目を選択してください。ビジュアルには、使う画像をAI画像にしたり、キーワードに関連した画像を掲載したり、文章にページに装飾を施したりすることが可能です。設定ができたら画面下部の生成するをクリックしましょう。
生成するの使い方
Gammaの生成するは、作りたいものを説明するプロンプトという命令文を入力することでコンテンツを作るという使い方ができます。例えばお好み焼きともんじゃ焼きの作り方を紹介した上で、どのような違いや魅力があるのかを紹介するコンテンツを作成してほしいと入力します。すると、AIがインターネット上にある情報から、お好み焼きともんじゃ焼きの作り方などを検索して、それを自動で文章にしてくれます。つまりテキストを貼り付けるとは違い、自動で作成予定のコンテンツの情報を探してきてくれる利点があります。
プロンプトを入力して概要を作成をクリックすると、どのような構成の文章を生成する予定なのかを提案してくれます。提案に問題がなければ画面下部の生成をクリックすると結果が出力されます。構成を修正したいときは修正したい場所をクリックしてから修正してください。
ファイルまたはURLをインポートするの使い方とは
GammaのファイルまたはURLをインポートするの使い方は、まずコンテンツ生成の指標となるファイルをインポートします。インポートできるのは以下の8種類で、それぞれインポートしたいファイルに合わせたメニューをクリックしてください。
- パワーポイントPPTX
- Wordドキュメント
- Googleスライド
- Googleドキュメント
- ウェブページ
- ブログ記事
- Notionドキュメント
インポートするファイルを選択すると、プレゼンテーションとウェブページとドキュメントとソーシャルの中から生成するコンテンツを選択できる画面が表示されます。出力コンテンツを選択できたら、続けるをクリックするとプロンプトエディターが表示されるので、インポートしたファイルの微調整を行ってください。
最後に画面左部メニューのビジュアルとフォーマットを指定して、画面下部の生成をクリックすれば結果が出力されます。
Gammaは無料でどこまで使えるの?
Gammaはどんな使い方でも400クレジットまで無料で使えます。400クレジットとはコンテンツ生成10回分でカード10枚までなら消費するクレジットの量は同じです。ただし、追加でAIの機能を使うと以下の表にまとめたようなクレジットが必要になります。
機能名 | 消費クレジット |
AIでカードを追加 | 5クレジット |
AIとチャット | AIによる提案1回毎に10クレジット |
AI画像 | 1画像につき10クレジット |
AIで続行 | /continueまたは+++を使用するたびに2クレジット |
クレジットを増やすには、友人にGammaの利用を招待して利用登録をしてもらう必要があります。招待以外でクレジットを増やす方法はないので注意してください。
Gammaの料金プランまとめ
Gammaには月額1500円のPLUSプランと3500円のProプランの中から選ぶ使い方ができます。Plusプランは、生成したコンテンツに表示されるGammaのロゴを削除できる上に、AI画像モデルのデザインがより洗礼され、1回のプロンプトで最大20枚までのカード使用できます。
一方Proプランは、Plusプランに加えて画像生成AIや文章作成AIの性能が良くなり、1回のプロンプトで最大50枚のカードを使えるようになります。また、Proプランは2025年9月現在ベータ版の仕様として、APIの機能が追加されています。
さらにPlusプランとProプランは共に年額プランに加入すると、月額料金が1200円と2500円になるメリットがあります。
まとめ
Gammaは無料で使う他に有料プランに加入して、より便利なAIにコンテンツ生成を任せられる使い方ができます。なお、無料プランは合計10回までしかコンテンツ生成ができない上に、生成に使うクレジットを増やすには友人を招待する方法しかない点に注意してください。
また、有料プランに加入すればクレジットの制限なく使うことはできますが、PlusプランとProプランでは使えるAIの性能に差がある点に注意してください。