ネットは面白い!と思える情報やコンテンツで溢れかえっていますが、様々なネットサービスのパスワードを一つずつ設定するのが面倒だからといって、Chromeのパスワード自動生成に頼っている人はいませんか?しかしChromeに貴重なセキュリティ情報を全て保存してしまうと、万が一トラブルが起きたときに全て流出してしまう可能性があるので大変危険です。
そこで、この記事ではパスワード 自動生成 危険な理由とトラブルを防ぐための対策をご紹介します。
意外な弱点があるパスワードの自動生成
パスワードの自動生成自体は、ウィルス対策ソフトとして有名なnortonでも高い安全性が評価されています。しかし、Chromeが第三者によって操作されてしまった場合は別です。というのも、お使いのPCやスマホに悪意あるソフトが第三者によってインストールされてしまった場合、Chromeを操作してパスワードを閲覧できるからです。
特に公共の場でPCやスマホを放置してしまったときは、パスワードを盗むためのソフトをインストールされたことすら知らずに使ってしまうので、危険度はかなり増します。
また、PCやスマホを放置していなくても、外で操作していればいつ画面を覗かれたりしているかわかりません。
Chromeでできる安全対策
安全性が心配な人は、Chromeの安全性チェック機能を使いましょう。やり方は、PCでChromeを起動してメニューバーの右から設定画面を開いてください。
その中からプライバシーとセキュリティをクリックすると、安全確認というボタンが表示されるのでクリックしましょう。
するとChrome上で安全性の調査が実行されるので、結果が表示されたら問題のある項目を選択し、表示された手順にしたがって安全対策をしてください。
HTTPSモードで安全対策をしてみる
皆さんは日頃利用しているWEBサイトのアドレスに、HTTPSという文字列を見たことはありませんか?実はこの文字列が表示されているWEBサイトは、googleでも安全性が確認されているサイトで、検索結果でも優先的に表示される仕組みになっています。
そのため、ChromeでHTTPSのWEBサイトのみを表示する設定にすれば、セキュリティレベルを高くできます。
やり方はPCでChromeを起動し、設定画面のプライバシーとセキュリティから、セキュリティ画面に行きます。すると、画面中央に保護強化機能というタブがあるので、それをクリックして文字の横にある青い丸のアイコンが点灯したことを確認してください。HTTPSモードになり、HTTPSモードではないWEBサイトを閲覧しようとすると警告画面がでるようになります。
Chromeを更新して安全対策をする方法
Chromeは、日々不具合や機能追加などの更新がされ、中にはセキュリティレベルを向上させるアップデートも含まれています。そのため、Chromeの右上に更新や再起動してから更新というメッセージが表示されていたら、必ずクリックしてChromeを更新してください。
もし更新が赤い文字の人は、しばらくChromeを更新していない可能性が高いです。パスワードなどのプライベートが流出する前に更新し、セキュリティレベルを高くしてから使用しましょう。また、パスワードは定期的に変更することも重要です。