毎日様々な人の生活を見ることのできるBeRealですが、サービス終了が噂されていることをご存じですか?面白いサービスであると同時に、様々な危険性が指摘されているので、その点も含めて安全なBeRealの使い方も紹介しています。
果たしていろんな危険性がある中で、運営は対策などを講じているのか、その衝撃の真実をぜひご覧ください。
BeRealがサービス終了?
BeRealは2025年7月現在までサービス終了を発表していません。しかし、サービス終了が噂されてもおかしくない理由があります。それは違法性などを認知していない若年層の間でBeRealが流行しているからです。例えばアルバイトをしているとある学生がBeRealを使っているとします。BeRealは利用者が仕事中であろうといきなり起動するため、アルバイト中に誤って接客中の相手を撮影していたとしたら、場合によっては肖像権の侵害になります。
特に著名人が訪れるようなお店では、勝手にプライベートを撮影したとして、事務所から厳重注意で済まされないレベルの温度感で対応を迫られます。同時に原因を作っているであろうBeRealも処罰の対象になる可能性があるため、サービス終了することもあるでしょう。
未編集で画像が投稿される危険性
BeRealのサービス終了が噂されているのは、BeRealを利用していない第三者からの願いが噂の形になったという説があります。BeRealを利用者の多くは若年層なので、ネットリテラシーを熟知していないのに無編集の画像がいきなり投稿される危険性を理解していない可能性があります。その代表例ともいわれているのがネットストーカーの存在です。
BeRealはいきなりカメラを起動して撮影する仕様上、本人の意思とは無関係に被写体を投稿する可能性があります。そのため、被写体が人間だった場合はBeRealを使ってネットストーカーをする可能性があります。しかもネットストーカーされている人は、閲覧者の意図を把握していないことが多いので、知らないうちに自宅を特定されてしまう危険性があります。そんな事故を防ぐためにも、BeRealにはサービス終了してほしいと願う人が出てくるのも納得できます。
危険でもBeRealがサービス終了されない理由とは
BeRealが危険でもサービス終了されない理由は、広告収益の新しい形が誕生しようとしているからです。意図しない間に個人情報が発信される危険性があるBeRealですが、今やいろんな方法で個人情報が盗まれる危険性があり、盗まれていない人がいないとまで言われています。
そこでそれら情報漏洩の懸念点を度外視した上で収益化に結びつけたのがBeRealと言われています。既に大手企業との協力関係にまでこぎ着け、順調に収益を伸ばしています。しかも2025年7月現在までに違法性などで裁判沙汰になった事例がありませんでした。したがって、事件性のある事象が社会現象にならない限りはBeRealがサービス終了することはないでしょう。
著作権がBeRealをサービス終了に追い込む?
BeRealを最もサービス終了に追い込んでしまうのは著作権だと思われます。その理由は、BeRealの撮影機能が誤って著作権の存在するコンテンツを映す可能性があるからです。著作権は侵害した本人の意図に関わらず罪に問われる可能性のある法律なので、その撮影した責任がBeRealにあるのかアプリをダウンロードした本人にあるのかが焦点になります。仮に著作権違反をした責任が利用者個人という裁判所の判決が出た場合、おそらくBeRealはサービス終了しないでしょう。
しかし、仮にBeRealの運営側に著作権違反の犯罪ほう助という判決が出れば、BeRealはその責任を取ってサービス終了に追い込まれると思われます。ただ2025年7月までに具体的な判例が確認できないため、あくまでもこれは仮説になります。
著作権対策にBeRealが実装すべき機能とは
著作権違反でBeRealがサービス終了にならないためには、将来的にAIによる著作権判別機能の実装が有効になると思われます。その理由は、著作権違反がBeRealサービス終了の要因になりやすいからです。しかし、2025年7月現在のAIでは、画像内の著作権判別を簡易的に行える程度の機能に留まっており、正確な判別はできません。
これは機械が画像を判別しにくいために起こる現象ですが、技術力の進歩である程度画像を認識できるようになってきました。この判別機能を利用して、BeRealに自動投稿される写真で著作権違反の危険性があるコンテンツを自動的にモザイク処理させれば、著作権違反でBeRealがサービス終了することはないでしょう。
BeRealの位置情報を削除しよう
BeRealをサービス終了させないためにも、自分から犯罪行為につながる可能性を消す設定をするのも重要です。その代表的な機能と言われているのが位置情報削除機能です。ただし位置情報の削除はBeRealにあるわけではなく、スマホ本体に実装されている機能です。やり方は設定アプリの中からプライバシーとセキュリティーと位置情報サービスを順番にタップし、表示された一覧の中からBeRealを探します。
見つけたらBeRealの名前をタップし、位置情報へのアクセスをなしに設定します。するとBeRealに位置情報を閲覧される心配がなくなりますが、BeRealは位置情報の閲覧を許可に設定しないと使えなくなります。
一度公開された位置情報について
BeRealで一度公開してしまった位置情報を削除する方法はありません。しかし、BeRealは画像投稿者の詳しい所在地が特定されないようにおおよその位置しか掲載しないため、特定は困難と言われています。それでも一度インターネット上に公開された情報は、どんな種類の情報であっても完全に削除することは不可能に近いです。したがって、公開してはいけないプライベートな情報がないかを確認してからBeRealは利用しましょう。
まとめ
BeRealはサービス終了していませんが、その危険性が指摘されるほどに危うい運営であることは確かです。また、具体的なBeRealに関する判例も確認できていないので、著作権違反などの危険性を確認してからBeRealの利用をおすすめします。
また、お子さんがBeRealを使っている場合は、ストーカー行為などに巻き込まれていないかを注意深く観察し、必要に合わせて位置情報の削除なども検討させたほうがいいでしょう。