ピンタレストで画像や動画を他のユーザーと共有できるのは便利ですが、共有という言葉に情報を盗まれないかなどの不安を抱く人もいることでしょう。そこでこの記事ではピンタレストに潜む危険性についての説明や保存ファイルの仕様などを紹介しています。仕様を理解しておけば、リスク回避することもできるので、ピンタレストを使う前にまずはこの記事の内容をご確認ください。
ピンタレストに危険性はある?
ピンタレストの危険性は登録方法に潜んでいると考えています。ピンタレストはGoogleやLINEアカウントと連携する他にメールアドレスとパスワードを決めて登録する方法があります。しかし、パスワードには文字数や文字の種類が指定されておらず、一定の文字数であればどんなパスワードでも登録できてしまいます。そのため、安易に簡単なパスワードで登録すると、悪意ある第三者からパスワードを予測されてしまう可能性があります。
また、GoogleやLINEアカウントで登録する場合も、アカウント名に誕生日や名前が含まれていると簡単にパスワードが予測されてしまう可能性があります。
ピンタレストに潜む危険性への対策方法とは
ピンタレストのアカウントとパスワードが盗まれる危険性を回避するためには、定期的にパスワードを変更するのが一番です。変えたパスワードを暗記するのが面倒だと感じる人は、GoogleChromeのパスワード作成機能を利用しましょう。パスワード作成機能は自動で安全性の高いパスワードを作ってくれる上に、ブラウザにパスワードとアカウント情報を保存してくれるため、次回からパスワードを自動入力してくれます。
ピンタレストのファイル共有機能に潜む危険性
ピンタレストの画像や動画の共有機能を使うときは、必ず非公開設定を確認してください。ピンタレストにはプロフィールとボードにそれぞれ公開設定が存在し、どちらかを非公開にすることで他のユーザーがアップロードファイルを閲覧できなくすることが可能です。このときの注意点は、特定のボードのみ公開する場合、ピンタレストのプロフィールからネットストーカーの被害に遭う危険性があることです。
例えば公開設定にしてあるボードに自身のプライベートな写真を投稿したとします。そしてプロフィールの居住都市を明記していた場合、投稿された写真と住んでいる大体の場所が特定されてしまうことになります。したがって、ピンタレストの公開ボードにはプライベートな写真を投稿しないことをおすすめします。
ファイルを保存したときにバレる噂について
ピンタレストにファイルを保存したときにバレるのは、公開設定のボードに保存したときのみです。非公開設定にしているボードのファイルは自身しか閲覧することはできず、新たにファイルを保存してもバレることはありません。また、他のユーザーからピンされないと公開設定のボードにファイルを保存してもバレることはないです。
さらに、閲覧者が公開設定のボードから非公開設定のボードに画像を保存した場合もボード作成者に通知が行くことはありません。したがって、ボードに保存した画像をダウンロードしたことを知られたくない人は、非公開ボードを有効活用してください。
反対にピンタレストの自身のボードを公開設定にしていれば、アップロードした画像が知らぬ間に閲覧されてしまう危険性があることに注意しましょう。
ピンタレストで著作権違反をしてしまう危険性とは
ピンタレストでは非公開設定のボードに公開設定にされているボードの画像を保存する行為は許可されています。ただし、公開設定のボードに第三者が著作権を持つ画像や動画のアップロードは許可していないので、公開設定にアップロードしている動画や画像の扱いには注意してください。
まとめ
ピンタレストでは各項目の公開設定と利用目的によっては、個人情報が盗まれたり著作権違反を犯してしまったりする危険性があります。そのため、利用登録したらまずはボードの公開設定を見直して、適切な方法で画像の保存と閲覧をするようにしてください。