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【Teams】無料版の制限とは?有料版との違いをわかりやすく比較

【Teams】無料版の制限とは?有料版との違いをわかりやすく比較

ゲームはディスコード、ビジネスはTeamsと呼ばれるほどに、コミュニケーションツールの人気は分かれていますが、皆さんはTeamsの無料版がどの程度使えるかご存じですか?そこでこの記事では、Teamsの無料版と有料版の違いを紹介しています。各機能別に比較しながら紹介しているので、必要な機能が無料と有料でどのように違うのか確認した上でTeamsを利用してみましょう。

Teamsの無料版の制限について

Teamsの無料版には、有料版を強制的に使わされるような厳しい制限があるわけではありません。しかし、大人数でのチャットや大容量ファイルの転送など、ちょっとしたことに制限がかかっているため、本格的に使うならもちろん有料版がおすすめです。また、Teamsの有料版は、月額899円のMicrosoft365BusinessBasicに加入することでも使えるようになり、このプランにはTeamsの他に以下のアプリケーションが無料で使える利点があります。どれもビジネスツールとして便利なものばかりなので、これらを使いたければ有料版に加入したほうがいいでしょう。

  • MicrosoftExchange
  • OneDrive
  • MicrosoftSharePoint
  • Word
  • Excel
  • PowerPoint

なお、WordとExcelとPowerPointは、WEB版とモバイル版の双方で使えるようになります。

チャット機能の無料版と有料版の違いとは

Teamsの無料版で使えるチャット機能は、1対1なら特に制限なく使えます。ただし、Teamsで会議内容のレコーディングをするには無料版だと制限されており、有料版に加入する必要があります。さらに無料版で会議をするには、1会議当たり60分の時間制限と100人の会議参加人数の制限が設けられており、有料版に加入すれば最大30時間のオンライン会議が最大300人でできるようになります。

クラウドストレージの制限を比較

Teamsの無料版では、ユーザー1人当たりのクラウドストレージ使用量に5GBの制限がかけられています。10GBまで制限を上げるには、最低でもMicrosoftTeamsEssentialsという月額599円の有料版に加入する必要があり、1TBまで制限を解除するには月額899円のMicrosoft365BusinessBasicに加入する必要があります。

無料版では使えない連携アプリについて

Teamsの無料版には以下の連携アプリの機能に制限があるので使うことはできません。しかも、連携アプリはこれらだけでなく、全部合わせると数百種類もあるといわれています。

  • SharePoint
  • Forms
  • Planner
  • Lists
  • Power Automate

個人的にはPowerAutomateは重宝しており、大量のアンケート結果をジャンル別に分けたりできるので、眠たくなるような単純作業はPowerAutomateに任せることをおすすめします。なお、PowerAutomate自体は無料でも使えるので、まずは無料プランで使ってみて、必要だと感じたらTeamsの有料プランで導入してみるのがおすすめです。

有料版で受けられるサポートとは

Teamsの無料版ではセキュリティ機能が制限されていますが、月額599円のプランに加入すれば標準レベルのセキュリティ機能が付与されます。さらに月額899円のプランなら、電話サポートに加えてスパムやマルウェアのフィルタリング機能も使えるようになります。

法人で使う人はカスタム法人メールも役立つでしょう。特にオリジナルドメインを持っていれば、サービスやWEBサイトの信頼性もあがるため、交渉や商売が円滑に行える利点があります。

Teamsの電話プラン使う方法

Teamsは無料版だと電話機能が制限されて使えませんが、月額1499円から入れる専用プランに加入すれば電話機能を使うことができます。この電話機能のメリットは、登録していればデバイスの種類を選ばず使えることです。そのため、外ではスマホを使い、職場や家なら音質の良いパソコンといった使い分けができる上に、通常の電話サービスとは違いビデオ通話もできる利点があります。

なお、既存の電話番号をMicrosoftサービスにインポートできるので、大手携帯電話サービスでいう番号そのままにした機種変更ができるようになっています。

1か月無料で体験できる有料版のプランがあるって本当?

TeamsはMicrosoft365BusinessBasicとMicrosoft365BusinessStandardのプランならば、1か月無料で体験できます。特にTeamsのMicrosoft365BusinessStandardは、無料版で制限されていた全てのサービスが利用できる利点があります。また、デスクトップ版のWordとExcelとPowerPointとOutlookが使えます。デスクトップ版の利点はWEB版と比較してインターネットに接続しなくても利用できることです。

誤ってインターネットの接続が切れても途中までの編集データが保存されるので、仕事で使っているならデスクトップ版が使えるMicrosoft365BusinessStandardがおすすめです。

有料版の無料体験を利用するときの注意点

Teamsの有料版を1か月無料体験するときは、自動更新による課金に注意してください。Teamsの有料版を無料体験するにはクレジットカードの登録が必要で、無料体験終了前に解約しないと自動的に有料プランに移行します。また、複数の従業員やユーザーで使う場合は、人数分の契約が必要で、無料体験できるのは1人用のみとなっている点に注意してください。

加えて使えるクレジットカードは以下のブランドに限定されている点にも注意しましょう。

  • VISA
  • マスターカード
  • JCB
  • アメリカンエクスプレス

まとめ

Teamsは無料で使うこともできますが、セキュリティ機能や電話サポートだけでなく、チャットに参加できる人数や通話時間も制限されているデメリットがあります。そのため、必要な機能に合わせた有料プランへの加入をおすすめします。一番安いプランでも加入しておけば通話に参加できる人数や会議の時間が大幅に延長されるので、少しでもTeamsが便利だと思った人はぜひ加入してみてください。