AI技術が進歩し、様々な新しい言葉を耳にするようになりましたが、中には知らないと利用できないような言葉も存在します。そこでこの記事では、ChatGPTにおけるプロンプトについて紹介しています。横文字やカタカナ名称が苦手な人にも分かりやすく説明しているので、これからChatGPTを使う人はぜひご覧になってください。
プロンプトの意味を理解してみよう
プロンプトとはプログラムやAIに対して命令を行うための文章で、ChatGPTにおいてはAIに質問したり命令したりする文章のことを指します。例えば日本地図を見せてくださいとChatgptに命令した場合、この文章そのものがプロンプトに該当します。プロンプトの注意点は、AIやプログラムでも理解できる言葉や文章で入力する必要があることです。
例えば現代の日本では言葉を省略して会話することがありますが、それらのスラングを使いながらChatGPTに命令文を入力してもAIは理解することができません。また、丁寧に入力した命令文であってもAIに蓄積された知識が無いと正確に応答することはできません。NotionAIでもプロンプトの使い方は同じなので、これからAIを利用する人は留意しておきましょう。
AIでも理解できるプロンプトを入力してみよう
ChatGPTの使い方のコツは、プロンプトの最後に必ず動詞をいれることです。例えば料理のレシピを知りたいというプロンプトには、知りたいという動詞が含まれているため、AIが何を知りたいと思っているのかを理解することができます。反対に料理のレシピを知りたいのにプロンプトに料理と入力するだけでは、その料理の何を知りたいのかを理解できません。
そのため、ChatGPTはプロンプトの回答に対して料理のカロリーを紹介したり、料理の意味を回答したり一貫性の無い回答を提示する場合があります。したがって、AIのプロンプトは必ず文章の最後に動詞を入力するようにしてください。もちろん英語で回答してほしいときは英語で教えてほしいと入力することで、英語で回答してくれます。
ChatGPTが理解できる言語を把握しておこう
ChatGPTの使い方を理解するには、AIが把握しているプロンプトを知る必要があります。一般的には英語や日本語など、日常的に使う言語でプロンプトを入力すれば問題はありません。ただし、プログラムのプロンプトを指示する場合は、プログラムコードの文法を正確に理解している必要があります。
例えばプログラムコードの多くには、命令文の最後にセミコロンを記入する必要があります。この構文を守らないと、プログラムはどこがコードの切れ目なのかを理解できないため、正確にプログラムが動作しません。ChatGPTのバージョンによっては簡単な文法間違いを理解することができますが、難しいプログラムコードの作成を依頼する場合は理解できない可能性があるため注意してください。
よく利用されているプロンプトを紹介
プロンプトでどういったことができるのかと理解することが、ChatGPTの使い方を知るきっかけになるので以下の例文をご覧ください。
- 仕事で家電販売しているので顧客セグメントを分析してほしい
- とあることを失敗してしまったので、自分の愚痴を聞いてほしい
- とある企業に就職したいので、どういった勉強をすれば良いのか具体的に教えてほしい
この様に日常的によくある悩みなどをChatgptに相談する人も多く、かなり本格的に回答してもらえるので、相談する相手に困っている人はぜひ利用してみてください。
まとめ
ChatGPTの効率的な使い方を理解するには、プロンプトを知る必要があるため、この記事で紹介したような例文をぜひ使ってみてください。なお、プログラムのプロンプトを使う場合、正しい文法を理解していないと望んだ回答を得られない場合があるため、自分もある程度プログラムコードを理解しておきましょう。