日本語と韓国語は似ているので、お互いに言語を学びやすいメリットがあります。昨今、日本では韓国ドラマやアイドル、またグルメや文化においてもブームを巻き起こしており、韓国語を学ぶ日本人が増えていますよね。この記事では、日本語と韓国語で似ている発音の単語やその理由について調査してみたいと思います。日本語の中にも時刻と時間の違いなど、難しい単語が多く存在していますが、日本語と韓国語はどう違うのでしょうか。
日本語と韓国語で似ている発音の単語20選!
それでは、日本語と韓国語で似ている発音の単語を20個ご紹介していきます。日本語と韓国語で発音が似ているため、韓国語初心者でも一気に20個の単語を覚えることができるのは嬉しいですよね。日本語と韓国語で似ている単語を最初に覚えることで、韓国語学習のモチベーションが上がって続けやすくなるかもしれません。まずは覚えやすいものからトライしてみましょう!
日本語 | 韓国語の読み(カタカナ) |
家具 | カグ |
鞄 | カバン |
高速 | コソク |
道路 | トロ |
幼稚園 | ユチウォン |
歌手 | カス |
計算 | ケサン |
無理 | ムリ |
余裕 | ヨユ |
家族 | カジョク |
無料 | ムリョ |
詐欺 | サギ |
時間 | シガン |
約束 | ヤクソッ |
人気 | インギ |
準備 | ジュンビ |
料理 | ヨリ |
韓国 | ハングク |
意味 | ウィミ |
運動 | ウンドン |
いかがでしょうか?ほんの一部ですが、日本語と韓国語では似ている単語がこんなにもあるんですね。韓国語をよく知らなくても聞いたことがあるであろう「カムサハムニダ(ありがとうございます)」というフレーズも、分解すると「カムサ(感謝)+ハムニダ(です)」という単語から成り立っています。「感謝」は韓国語で「カムサ」なので、こちらもまた似ている単語なんですね。
なぜ日本語と韓国語は似ている?
それでは、日本語と韓国語が似ている理由について解説してみましょう。大きく分けると2つの理由があり、日本語と韓国語は歴史的にも近い言語だということが分かっています。歴史的背景を少しでも知ることができれば、より韓国語を学ぶ楽しさが増して、バイリンガルになるのも夢ではなくなるでしょう。日本語と韓国語が似ている、また近い理由を知っておきましょう。
中国から漢字が伝わったから
日本語と韓国語が似ている理由は、中国から伝わった漢字に関係しています。実は、日本語と韓国語で似ている単語はすべて「漢字表記」できるものなんです。それは、両言語が中国の漢字をもとに作られたからであり、必然的に似た発音になりました。現代の韓国では漢字教育があまりなされておらずハングルが主流ですが、読み方は漢字のままなので、日本語と韓国語が似ているのですね。
【参考サイト:駿台】
日本の言葉が韓国に伝わったから
日本語と韓国語が似ている理由は、日本の言葉が韓国に伝わったからです。韓国を含む朝鮮国は、かつて日本が統治していた時代がありました。このときの学校教育では日本語が使われており、ハングルは軽視されていたのだそう。1911年には国語を日本語に設定したそうで、35年以上にわたり日本語教育がなされていました。こういった歴史的背景から、韓国には日本から伝わった言葉が多く存在しています。
まとめ
日本語と韓国語で似ている単語を解説しました。隣国で、現在は主にエンタメでの交流が深まっている日本と韓国。現在はBTSメンバーが兵役義務を履行中ということもあり、韓国の歴史や日本との関係性について、若者が興味を示すことも増えてきたそう。日本語と韓国語が似ている理由を知って、より韓国語を深く学ぶのも興味深いですね。韓国語初心者の人は、ぜひ日本語と韓国語の似ている単語から覚えてみてはいかがでしょうか。