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【早期リタイア】今話題の「FIRE」とは?メリット・デメリットを解説!

【早期リタイア】今話題の「FIRE」とは?メリット・デメリットを解説!
【早期リタイア】今話題の「FIRE」とは?メリット・デメリットを解説!

近年、リモートワークや週休3日制など働き方の選択肢が増えています。そんな中でも注目を集めているのが、経済的自立によって早期リタイア(アーリーリタイア)する「FIRE」です。セミリタイアに憧れて「FIRE」を目指す人も多いのではないでしょうか。

しかし、FIREにはメリットだけでなくデメリットもあり、把握せずにFIREをすると取り返しのつかないことにもなりかねません。そこで今回は、FIREのメリット・デメリットについて解説します。FIREに興味がある人は、メリット・デメリットを把握した上で目指していくようにしましょう。

セミリタイア・アーリーリタイア・FIREの違いは?

まずは、生活スタイルが似ているようで異なるセミリタイア・早期リタイア(アーリーリタイア)・FIREの違いについて解説します。

セミリタイアとは

セミリタイアとは、ある程度の資産を形成して退職した後は、長時間の労働を必要としないアルバイトなどで生活費を賄いながら過ごす生活スタイルです。

アーリーリタイアとは

それに対して、早期リタイア(アーリーリタイア)は、仕事を完全に辞めた状態でも、生活が成り立つ資産を形成した状態を指します。

FIREとは

FIREは、Financial Independence(経済的自立) Retire Early(早期リタイア)の頭文字から命名されています。経済的自立とは、労働しなくても生活できる状態です。具体的には、不動産または株式への投資で得られる不労所得だけで暮らせる人を指します。働かなくても資産を減らさず、所得を得続けることができる点が魅力で注目を集めています。

FIREのメリットとは?

多くの人が憧れを持つ「FIRE」のメリットは、「お金・時間・場所にとらわれない自由を獲得できる」という一言に尽きるでしょう。

みなさんが働く理由は、「生活するのにお金が必要だから」というのが大半です。しかし、将来生きていくための資産を投資運用によって形成できるFIREであれば、貯蓄し続ける必要がなくなります。そのため、出勤日・定時・ノルマ・勤務地といった束縛の多い会社に勤めなくても、生活を成り立たせることが可能です。

自分のやりたいことだけをやって過ごせる「FIRE」と、退職して自由な時間ができる頃には70歳になっている会社員を比較した時、どちらの人生に魅力を感じるでしょうか。多くの人は、早い段階から自由な生き方が可能なFIREに魅力を感じますよね。一度きりの人生を謳歌しやすいのはFIREの特徴です。

FIREの4つのデメリットと対策法は?

FIREはメリットばかりのように見えますが、デメリットもあります。このデメリットは、あらかじめ対策が可能なもの多いので、FIREを目指す前にチェックしておきましょう。

①想定外の出費への対応が難しい

事故・病気などで治療が必要となれば、多額の出費が発生する場合があります。そのため、資産運用によって生活費分のお金しか入ってこないFIREであれば対応が難しいでしょう。

この問題には、多額の出費が発生するケースを事前に想定して、すぐに引き出せる現金を残しておくことで対応可能です。プラン通りにいかないのが人生であることを念頭に置いて、最悪の事態を常に想定しておくのが大事ですね。

②将来も上手く資産運用できるとは限らない

資産運用には、リスクがつきもの。資産運用によって、将来も現在と同様の所得を得続けられるとは限りません。資産運用が成り立たないと、生活できなくなる事態も考えられます。

そのため、困った時にすぐに稼げる方法を考えておきましょう。一時的に働いて稼ぎたいのであれば、アルバイトが魅力的です。身近でどのような求人が出されているのか調べておくのもいいですね。

③社会から疎遠となり孤独

会社を早期リタイアすることで、人との繋がりがなくなって孤独を感じてしまう人もいます。自由とはいえ、友達が会社に勤めているのであれば、気軽に一緒の時間を過ごすのは困難です。また、同じ生活リズムの繰り返しに飽きる人もいます。

FIREしてから「こんな生活を送るはずではなかった」とならないよう、どういった目的でFIREしたいのか明確にしておきましょう。FIREして孤独にならないためにも、友達と一緒にFIREを目指すのも手ですね。FIREすることよりも、FIREしてどのような人生を過ごしていくかが重要になります。

④働きたくなっても再就職が難しくなる

技術職などのスキル・経験を要する職業から早期リタイアすると、再就職が難しくなります。どれだけ業務に精通した過去があっても、ブランクが生じることで、相手からの評価は厳しくなるでしょう。

再就職するのが困難な職種があるのは事実ですが、FIREした後でも、新たなスキルを身につけることで再就職が可能な職種もあります。具体的には、Web業界が挙げられます。最近は、動画編集・プログラミングなど、Web業界に関するスキルを家でも身につけることができます。働きたいと思った時に備えて、FIREした後に新たなスキル・経験を得るのもいいですね。

まとめ

今回は、FIREに関するメリット・デメリットについて解説しました。FIREのメリットばかりに目を向けて、後先考えずにFIREすると、デメリットに挙げた問題に直面してしまうかもしれません。FIREを目指す人は、FIREしてから後悔することがないよう、将来のプランをしっかり立てておくことが重要です。