マーケティング活動はテレビや新聞が一般的ですが、インターネットの普及によりWebでの活動が注目されるようになりました。
マーケティングをひとことで表現すると「商品やサービスが売れる仕組みをつくること」です。
注目のWebマーケティングの仕事を始めたいけれど、なにをすればいいの? 分からずに、悩んでいるのではないでしょうか? ここでは、Webマーケティングとはなにか、職種や年収について徹底調査します。
Webマーケティングとは
マーケティングとは「商品やサービスが売れる仕組みをつくること」ですが、その中でもWeb上で行われる仕組み作りの全般をWebマーケティングといいます。
1. マーケティングの定義
マーケティングの定義とは「ものを売るための仕組みをつくること」を指します。
営業は「ものを売る」ことが仕事、マーケティングはセールや企画を考えたり、広告を出したりといった活動になります。
お客様のニーズに合った商品やサービスを、適切なターゲットに向けて発信していくことが大切です。
常に「顧客起点」で考えること、売れる状態をつくることがマーケティングの特徴になります。
2. Webマーケティングとは
お客様をWebサイトに集客し、商品やサービスの購入につなげるためのマーケティング活動のこと。
WebサイトやECサイト、SNS等のWeb上で行う分析、集客、販売、リピート等を促すための仕組みつくりをします。
多くの企業がWebマーケティングを重視しています。なぜなら、取り組みの効果が数値で分析できるからです。お客様の行動を測定、効果検証できます。お客様の行動を分析してマーケティングにつなげます。
3. 必要なスキルは?
一般的にWebマーケティングに向いている人の特徴は以下のとおりです。
- 好奇心が強く、情報収集が得意な人
- データを見るのが得意で、分析力のある人
- 創造力のある人
- SNSやブログ等のWebメディアを積極的に活用できる人
- 戦略的思考力がある人
- コミュニケーション力がある人
デジタル業界なので、コミュニケーションは必要ないように感じますが、実は1番重要なスキルになります。
社内の各部署との関わることも多く、クライアントとの折衝も行います。相手の要望や意見を聞いて、理解している内容を言葉にしてわかりやすく伝えるコミュニケーション能力が大きな役割を果たします。
Webマーケティング職業と年収
Webマーケティングの職種は多岐に渡ります。一般的には以下のようなものが挙げられます。
年収については、経験年数や職務経験により異なります。業界や地域によっても異なるため、あくまでも目安となります。
1. デジタルマーケティングマネージャー 年収600〜1500万円程度
ブランドのデジタルマーケティング戦略を管理し、日常活動を運営する責任を負っています。簡単にいえば製品、サービスの宣伝活動ともいえます。
2. SEO担当者 年収350〜800万円程度
SEO担当者は、お客様の検索意図を正しく把握して、適切なルートで解決へ誘導することが求められています。業務としては、市場調査、検索キーワードの選択、記事内容の企画、サイト・記事の分析などです。計測ツールを使いこなし、分析するスキルも必要です。
3. コンテンツマーケティング担当者 年収300〜600万円程度
商品を売り込むのではなく、お客様の興味や関心にあわせた価値ある情報「コンテンツ」を先に提供して、商品の存在や価値を知ってもらいます。「コンテンツ」を通じて信頼関係ができた後に、商品の価値を知ってもらうというマーケティングの手法になります。
4. SNSマーケティング担当者 年収250〜500万円程度
SNSマーケティングとは、SNSを活用して売れる仕組みを作るマーケティング手法です。
具体的には、Twitter、Instagram、facebookなどのSNSからお客様にアプローチして、商品やサービスの認知度をあげて、ファンを獲得するといった活動になります。ファンになってもらい信頼関係を作り、購買に繋げていきます。
5. メディアプランナー 年収350〜800万円程度
メディアプランナーとは、メディアのプランニングが主な仕事です。クライアントのニーズに対して戦略をたて、どのメディアで展開するのが1番いいかを考えます。効果や予算など各方面から考えて選定し提案します。
つまり広告を出したいと考えているクライアントのニーズを叶えるため、効果的な広告をプランニングし提案します。
Webマーケティングの平均年収は、467万円といわれていて、日本人平均より少し高いくらいです。またフリーランスの場合年収は青天井ともいわれ、夢のある職業といえるのではないでしょうか。
その他のお役立ち情報は、ロバ耳日誌などの情報サイトをぜひチェックしてみてください。
最後に
インターネットの普及により、多くの企業がWebマーケティングを重視していることが分かりました。
商品を売るのではなく「商品やサービスが売れる仕組みをつくること」が重要であり、Twitter、Instagram、facebookなどのSNSからお客様に合わせたアプローチをすることで購買に繋げられるかがポイントになります。
これからも伸びていく可能性の高いWebマーケティングの職種と年収をお伝えしました。
もし転職を考えているのであれば、Webマーケティング会社で働くことも選択のひとつになると思います。
Webマーケティング会社で働くことで、必要な知識が蓄積されます。自身のブログや副業にコミットできるでしょう。いつかフリーランスとして青天井の収入も目指せるかもしれません。